ようこそ、
流行を漁り知識求める貴方様。
当備忘録に初めて、
もしくは再び御越しくださいまして恐悦至極、
感謝の極みであります。
気ままに流行追いし雑食性
「イガサ」と申します。
この度は
東京パラリンピック2020種目
「水泳100mバタフライS14、200m自由形S14、
200m個人メドレーSM14」
にて代表選手に内定を果たされました、
「中島 啓智(ナカジマ ケイチ)」選手について
今回はプロフィール、経歴、就職先、ライバル
について紹介をしていこうと思います。
1.中島 啓智(競泳)選手のプロフィール
出身地 兵庫県姫路市
生年月日 1998年11月16日
年齢 22歳(2021年8月現在
出身校 中山学園高等学校
障害 知的障害
クラス S14/SB14/SM14
水泳を始められたのは3歳のころ
だというから驚きですね。
ただ当時は身体が弱かったらしく
よく発熱されていたとのことです。
抵抗力と体質改善のため母に薦められて
自宅近くのスイミングスクールに
通われるようになったとのことです。
元は身体のためとはいえ英才教育のように
なっていたのは嬉しい誤算というものでしょうか。
よもやここまで優秀な水泳選手になられるなど
誰も想像されていなかったことでしょう。
月日は流れ中島 啓智選手はかの
「北島 康介」選手の泳ぎに影響され
小学生4年のときに本格的に競技の世界へ
足を踏み入れました。やはりスポーツの魂は
多く人の心に熱い何かを灯してくれますね。
そしてついに高校在学中に銅メダルの獲得にまで
至り多くの人に感動をもたらされました。
高校を卒業し就職しても競泳を続けられ
東京の緊急事態宣言下でもコーチの指導の下
花見川スイミングクラブや県外の水泳合宿で練習
をかかされませんでした。
東京パラリンピックに向けて
水泳で重要視する体幹と腹筋を意識した
トレーニングを重ねてきました。
たゆまぬ研鑽の結果がどう実を結ぶのか
今から楽しみですね。
ここで小ネタをひとつ
アスリートとして栄養補給は大切ですが
中島 啓智選手消化器官が弱いらしくたくさん
食べるために消化の良いものを選んで
食されているとのことです
最近は様々な食品が開発され中島 啓智選手に
とっても選択肢が増え大きな支えと
なっているのではないでしょうか。
2.中島 啓智(競泳)選手の所属兼就職先
中島 啓智選手は高校を卒業後
「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」
に就職されました。
現在はデータ入力、資料作成など先輩社員の
サポート業務を担われているそうで、先輩方からも
評判も上々の様です。
なお勤務先は「千葉北支店」とのことです。
リーマンドロップアウトの身としては終業後に
練習までできるガッツが羨ましいですねぇ。
3.中島 啓智(競泳)選手のライバル
中島 啓智選手には同じ年齢で共に
知的障害者水泳界を引っ張っていくとされる
「東海林 大(トウカイリン ダイ)」選手という
ライバル的な選手が存在しています。
大会でメダルを争いながらも互いを高め合う
友人として良い関係を築かれています。
やはり身近に競い合える好敵手が存在する
というのは燃えるものがあるのではないでしょうか
友人であり驚異的でもある存在との今後の
関係にも注目していきたいですね。
中島 啓智選手の座右の銘に
「一期一会」というものがありますが
やはりこういう出会いが深く影響されているのでは
ないかと思われます。
4.中島 啓智(競泳)選手の経歴
2014年
ジャパンパラ水泳競技大会
100m自由形 2位
50m自由形 1位
2015年
ジャパンパラ水泳競技大会
50m自由形 2位
200m個人メドレー 3位
CAN/AM Para-Swimming Championships
200m個人メドレー 1位
50m自由形 1位
2016年
INAS Swimming Championships –Asia
200m個人メドレー 1位
4×100mフリーリレー 1位
パラリンピック競技大会 ブラジル・リオ
200m個人メドレー 3位 銅メダル
200m自由形 6位
2017年
ジャパンパラ水泳競技大会
50m自由形 1位
200m自由形 1位(日本新記録)、
100mバタフライ 1位(アジア新記録)
200m個人メドレー 2位
2018年
Pan Pacific Para Swimming Championships
200m自由形 3位
200m個人メドレー 2位
100m背泳ぎ 1位
100mバタフライ 2位
混合4×100mフリーリレー 2位
Sheffield World Para Swimming World Series
100m自由形 5位
200m自由形 2位
100m背泳ぎ 4位
200m個人メドレー 4位
100mバタフライ 2位
Lignano Sabbiadoro World Para Swimming World Series
200m自由形 2位
100m背泳ぎ 3位
200m個人メドレー 4位
100mバタフライ 3位(日本新記録)
RMHL QLD Sprint Championship
50m自由形 1位(日本新記録)
50m背泳ぎ 1位
50mバタフライ 2位(日本新記録)
アジアパラ競技大会(インドネシア)
200m自由形 3位
100m背泳ぎ 2位
100mバタフライ 2位
200m個人メドレー 3位
混合4×100mフリーリレー 優勝(世界新記録)
2019年
ジャパンパラ水泳競技大会(神奈川)
200m自由形 1位
100m自由形 1位
100m背泳ぎ 2位
200m個人メドレー 1位
100mバタフライ 1位
日本パラ水泳選手権
100mバタフライ 優勝
50m自由形 優勝
100m自由形 優勝
世界パラ水泳選手権大会(イギリス)
4×100m混合フリーリレー 6位 ※日本新記録
100mバタフライ 4位
200m自由形 12位
200m個人メドレー 10位
2021年
第37回日本パラ水泳選手権大会(静岡)
100m自由形 2位
100mバタフライ 3位
100m背泳ぎ 1位
200m個人メドレー 3位
ジャパンパラ水泳競技大会(神奈川)
100m自由形 3位
200m個人メドレー 4位
100mバタフライ 4位
第24回知的障碍者選手権水泳競技大会
50m自由形 優勝
100m自由形 優勝
数々の大会で表彰台に上り
優秀な成績を収めてきた中島 啓智選手、
前回のリオデジャネイロパラリンピックでは
銅メダルも獲得されています。
引き続き今回のメダル取得と活躍にも
注目したいところです。
5.総括
この度は
「中島 啓智(ナカジマ ケイチ)」選手について
プロフィール、経歴、就職先、ライバル
について御紹介しました。
いかがでしょうか、
少しでも興味を持っていただけたならこれ幸い。
日々力強く前へ進み続けるその勇姿と情熱。
知的障害者水泳界をひっぱりあげるその背中、
ぜひ、皆様で応援していきましょう。
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